テニスパーク湘南の湘南CUPチャンピオン大会に参加しました。
結果は優勝でした。
湘南CUPチャンピオン大会は、湘南CUPの優勝者または準優勝者のみが参加できる大会です。
今回の参加者は3人で、総当たり戦でした。試合形式は6ゲームマッチの2セット先取、ノーアドバンテージでファイナルセットは7ポイント先取のタイブレークでした。
1. 調子が悪いときは守備を重視
2. 逃げのドロップは癖になる
3. 最終手段:スピンで粘る
1試合目 5-7, 6-4, 9-7
相手は30-40代のフットワークがいい安定型ストローカーでした。
とにかく足が速く、左右だけでなく前後もとても機敏でした。ドロップショットはほぼ拾われて決め返されました。ミスも少なく、ポイントを取るにはオープンコートを作ってエースを取るか、ネットプレーで決める必要がありました。
序盤は相手のフラット系のボールで粘るスタイルに慣れずミスを引き出され、流れを掴めないまま1stセットを落としてしまいました。ラリーで苦しくなって、ドロップやショートクロスに頼って逆襲されることも多く、大いに反省すべき点でした。
2ndセットからは高い弾道のスピンで粘りつつ、浅い球を引き出して攻める戦略に切り替えました。こちらのミスが減ったことで、相手もベースラインからの強打や無理なネットプレーでミスが出て、2ndセットを取ることができました。
ファイナルセットは7ポイント先取のタイブレーク形式でした。この時間帯になるとお互い疲労が出始めていて、特に僕はこの試合の前に別の大会に出ていてシングルス5セットを戦ったあとだったので、右ふくらはぎはほぼ攣りかけていました。
体力的に厳しい状態で無理に攻めてもミスが出ると思ったので、さらにペースを落として相手のミスを待つ展開にしました。途中でミニブレイクしてからは僕が1歩リードの状況で進み、最後は相手がボレーをアウトしてタイブレイク9-7で勝利しました。
全体的に決して調子が良いわけではありませんでしたが、なんとか勝ち切れたのは収穫でした。
2試合目 7-5, 6-3
1試合目でほぼ体力を使い果たしていましたが、間に別の大会の試合が挟まれたことで1時間ほど休むことができました。
2試合目の相手は、20-30代の体格のいい攻撃型ストローカーでした。
フォアはストレートにもクロスにもエースを取れる球威があり、バックも苦手ではなかったので、攻め所に苦しみました。
サーブはスピン系のみでしたが伸びがあり、なかなかリターンで攻められませんでした。
唯一の弱みはフォアの強打でミスが多いことでしたが、得点力もあるため自由には打たせられないという板挟みでした。
序盤は相手の球威に押されて先にブレイクを許しましたが、3-5から高い球で粘るようにしてから相手のミスを引き出し4ゲーム連取することができました。
2ndセットは高い球の展開に慣れられ、強打に打ち負けて0-3とリードされました。そこからは、早い展開からコースの狙い合いに持ち込むことで優位に立てました。その場で打つストロークでは相手に分がありましたが、動きながらのストロークのコントロールではこちらが勝り、6ゲーム連取して6-3で勝利することができました。
大会総括
僕の困った時の最終手段はスピンで粘るという泥臭い戦術だということがよくわかった2試合でした。医学部時代はクレーコートでの試合が多かったため、必然とそのスタイルになってしまったのかもしれません。
体格の良い選手への苦手意識はなかなか拭えません。対抗できるサーブ、リターン、そして攻めのストロークを磨かないといけないと感じました。

20代医師です。社会人テニスプレーヤーとして、草トーナメントに参加しています。
「大会未経験の社会人テニスプレーヤーが、大会に参加して1勝を目指す」をコンセプトに、テニスを楽しむ方々を応援するブログを運営しています。
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