【大会レポート】テニスパーク湘南 湘南CUP男子S 2022/3/5【準優勝】

テニスパーク湘南の、湘南CUP男子シングルスに参加してきました。
結果は準優勝でした。
今回は参加者11人。4組の予選リーグから1名ずつ4名が決勝トーナメント、という形式でした。

予選リーグ1回戦 6-2
相手は20-30代で、サーブとフォア、フットワークが武器のストローカーでした。
サーブはスピン系でコースがよく、威力もあったため、リターンが返せないことが1ゲームに1本くらいありました。
また、フットワーク、特に左右の動きが良かったです。フォアは走りながらの切り返し、バックはスライスの守備の質が高く、ラリー戦では先にミスを引き出されてしまいました。

ショートクロスやドロップを混ぜて前後に動かすこと、先にバックを狙って前に出ることで相手のパターンを封じることができました。

予選リーグ2回戦 6-1
相手は30-40代で、身長180cm程度と体格が良くサーブとフォアの強打が強みの選手でした。
高い打点からのスピンサーブは安定感があり、上から叩き込むフォアの強打もエースを取れる球威がありました。
体格が良い分、フットワークが弱点だったので前後左右に動かし、なるべく強打をさせないようにするtことで相手の攻めを封じることができました。

予選リーグ3回戦 6-0
相手は20-30代で、フットワークがいい安定型ストローカーでした。
球際が強く、かなり振り回しても安定して深く返してくるためラリー戦になりました。
安定感はありましたが、決定力のあるショットはなかったため、先に前に踏み込んで角度をつけたり、ネットをとることで優位に立てました。

➡︎決勝トーナメント進出！

決勝トーナメント 準決勝 6-2
前週の大会に続けて2週連続の対戦となったお相手です。

前週は相手の強みであるフォアの強打を封じることができましたが、今回は対策の対策を打たれました。
早めにネットを取る展開や、僕のバック狙いなど相手の強みをうまく行かされました。

強打のある相手に対しては、なるべく相手を動かしていい体勢を作らせないようにしています。今回も、スピンやスライスを多く使って、なるべく相手の足を使わせる展開に持ち込めたのがよかったです。

決勝トーナメント 決勝 6(1)-7
決勝戦は、もつれた末に4ポイント先取タイブレークで敗れました。
相手は20-30代で、体格が良くサーブ、ストローク、ボレー全てに秀でたオールラウンダーでした。
僕がこれまでテニスパーク湘南で会った選手の中で一番強かったです。

サーブ、ストロークとも非常に球威があり、技術レベルとしては僕よりも上だと決勝までの試合を見ている時点で感じていました。
そのため、基本戦略としては、打ち合いを避けながら深い球で相手を動かすこと、その中でチャンスがあればネットを取ることを意識していました。

序盤はキープ合戦となり、3-3までイーブンの展開で進みました。とは言っても、ブレイクポイントは僕が0本、相手が4本で優位は圧倒的に相手でした。また、相手はストロークのエースで決まることが多かったのに対して、僕は相手のミスでのポイントが多かったため、いつ流れが変わるかわからない緊張感がありました。

第7ゲーム、相手が高いスピンの球に対して浅い球を出したり、強引なミスが出したりすることが多いことに気づき、僕のストロークを高い弾道のスピンにすることでラリーで優位をとり、先にブレイクに成功しました。

次のサーブをキープして、第9ゲーム 5-3 40-40のマッチポイントまで来ましたが、辛くもキープされ5-4。このあたりから相手が僕の高い球の展開に慣れ始め、無理に強打をせず僕の球が浅くなるのを待って確実に攻めてくるようになりました。5-4の第10ゲームで攻めあぐね、ブレイクされてしまい5-5。

続くゲームは互いにキープするも、タイブレイクはやはり僕が攻め手に欠け1-4（4ポイント先取）で敗れ、優勝とはなりませんでした。
敗因はサーブの質の差、そして最後まで守備的な戦略しか取れなかった僕の攻撃力の低さだと感じました。一般の大会でも、上位に来る選手は体格の良い選手が多いため、身長170cmの僕が対抗するためには攻撃力を磨かなくてはと痛感しました。

最後に

今回は、決勝でタイブレイク負けという悔しい結果になりました。しかし、攻撃力不足という自分の課題を見つめ直すきっかけとなったので、この悔しさをバネに奮起したいと思います。
なお、この日は同じテニスパーク湘南でもう1大会参加しています。そちらの大会レポートもぜひご覧ください。